子育てknock

中学受験を終え、中学生となった息子と5年生になる娘との奮闘記!

【息子への手紙】「着ぐるみ」を替える

ー素直さ故に、自分のありのままですべてに挑戦する息子。

 いつか失敗した時に、自分自身を責めることがないようにー

 

よく妹に叱られる君へ

 

君はよく(というか、ほぼ毎日)、インコのケージにカバーをかけず

ゲームに没頭して、妹に怒られている。

 

家族から怒らているから、君は気にしていないのかもしれない。

 

ただ、家族ではない人から失敗を怒られることは

これから増えていくだろうし、避けることはできない。

 

すべてを完璧にこなせる人は、世の中に一人もいないのだから。

 

父さんは、早いうちに小さい失敗をたくさんすればいいと思っている。

 

そして覚えておいて欲しいのは、怒られた時は、

決して自分を責めないということ。

 

え?って君は感じるだろうか?

だって失敗した時は反省しろ!ってのが常識だろ?と。

 

世の中には、1つの失敗で自分自身(自分の存在)を責め続け、

病気になったり、最悪のケースでは、自分で命を絶ってしまう人もいる。

 

だからこれだけは忘れないで欲しい。

 

失敗したのは、「着ぐるみ」が状況にあっていなかったのであって、

自分の存在が悪いのではないと言うことを。

 

言っている意味が分かるだろうか?

 

君は、息子であり、兄であり、孫であり、生徒であり、

状況に応じて役割が違っているのは分かるだろうか。

 

その役割ごとに「着ぐるみ」を着替えて演じていると

考えてみてほしい。

 

そして、どの「着ぐるみ」を着せるかを決めるのが、

自分自身になる。

 

仮に学校の先生に与えられた課題ができず

「お前は、こんなこともできないのか!」と言われたとする

(このような先生がいないことを祈るが)

 

君は、自分を責める必要は無い。どう捉えるか?

 

「あ、この生徒着ぐるみじゃダメだな。替えよっと」

 

と捉えればいい。分かるかな?

 

決して自分の存在を否定されているわけではないこと、

忘れないように。

 

役割の数だけ「着ぐるみ」を用意して、失敗したら

「着ぐるみ」を作り替えよう!

 

着ぐるみだらけの父より