子育てknock

中学受験を終え、中学生となった息子と5年生になる娘との奮闘記!

別解で解く必要ってあるの?

こんにちは。

 

今日から娘はいとこのうちにお泊りに行くことになりました。

夏休みもコロナの影響で旅行やレジャーなどなかなかできない状況下。

1泊ですが、思い切り楽しんできてほしいです。

 

さて、息子も一緒に誘われたのですが

 

(息子)「俺、受験生だし、塾もあるし、模試もあるし」

 

と。模試のことは忘れていなかったようです。少しは受験生という自覚が出てきたのかな?

 

で塾で勉強した算数について話しをしていると

 

(息子)「別解って、必要あるの?1つの方法で解ければいいんじゃない?」

 

と疑問をぶつけてきました。息子曰く、1つの問題で複数の解答方法を考えるのが面倒だと。。。

 

(私)「そうね、その問題や類題が完璧に解けるのであれば1つでいいかもしれないけど」

(息子)「でしょ。なんで別解でも解く必要があるんだろう?」

(私)「塾の先生には聞いてみた?」

(息子)「いや、時間がもったいないから聞いていない」

 

勿体ないの感覚がおかしいですが、まあ仕方ない

 

(私)「例えば、1つの方法で解けた問題があって、試験でその解き方が思い出せなかったら?どうなる?」

(息子)「まあ、捨て問になるだろうね」

(私)「1回解けるようになったのに、捨てるの?」

(息子)「だって、思い出せないんでしょ。仕方ないじゃん」

(私)「もし別の解き方も知っていて、そちらが思い出せたら?」

(息子)「そっちで解くだろうね」

 

そして、しばらく考えて

 

(息子)「そっか、思い出しやすくするために別解でもやるってことか」

(私)「そうだね。別解の方法を思い出せれば、思い出せなかった解き方も思い出すこともある」

(息子)「そうなの?」

(私)「塾で勉強したことは、繰り返しているから、覚えていないではなくて思い出せないだけ」

(私)「だから思い出すための糸口をいっぱい持っていた方が試験では有利になるね」

(息子)「そうなんだ。確かに試験後に解答みると、分かっていたけど思い出せなかったのあるしね」

 

模試の解答・解説は読んでいるようです(笑)

 

(私)「とにかく、自分が知っていることと関連付けて思い出すと糸口になるよ」

(息子)「うーん、例えば?」

(私)「毎朝、新聞を読んでいるよね。ただサラ~っ読んでも脳は関連付けしてくれないの」

(私)「例えば、WHOって新聞に出てきたとき、社会で習った国際連合の組織だなって考えてる?」

(息子)「いや、知ってる知ってると思って先に進む」

(私)「それをしないとWHOと国際連合が関連付けが薄まっていってしまう」

(私)「国際連合機関といったらWHOなど、WHOっていったら国際連合機関の1つって両方から思い出せるようにしておくと糸口が増えるよね」

(息子)「なるほどね。やってみるわ」

(私)「知っていることに関連させていくと、頭の中で言葉がくっついていっての蜘蛛の巣みたいになる」

(私)「うわー、俺、蜘蛛きらいだしなあ。。。」

 

少し例えが悪かったようですが、分かってはくれたようです。

 

これまで、ぽつんと孤立して入っている知識をどうつなげて網目状にしていくか?

ここで大きく伸びるか?それとも伸びないか?決まる要素ではないか?と考えています。

 

そんな中、無事にいとこの家に到着した娘から

 

(娘)「キャッホー!」

 

と一言だけのメッセージ。こちらは、まだ孤立した知識も足りてない状態ですかね。。。

 

それでは、本日もよい1日を!