アドラーと謎肉
こんにちは。
今日は息子が学校の社会科見学のため、お弁当持ちで朝からお弁当を作りました。前日に味を染み込ませておいた唐揚げの肉に衣をつけて、揚げたため朝から油まみれです。。。
ドラクエ世界観での中学受験を一緒に考え、息子のやる気を上げようとしたわけですが、そもそもこの「焦燥感」というか、「歯がゆさ」は何なのか?考えてみました。
以前、話題となった「嫌われる勇気」(今もオーディブルなどで音声化されていますが)を書いた岸見一郎さんが子育てについて書いた本を再度読み返してみました。
その本がこちら。
アドラー心理学的に子育てとどう向き合うべきか?考えさせられる1冊です。
- すべての課題は人間関係から生じる ⇔ 親と子という人間関係
- 自分の意志で現在の自分をつくっている ⇔ 本気にならない息子に焦る・歯がゆい
- 縦関係ではなく、横関係のつながりを大切にする ⇔ 命令やコントロールで着地させる
- 自分の課題と他人の課題を切り分ける ⇔ 子どもが責任持つことへ口を出す
などなど、現状できていないことが山積み。。。
親として、子どもが転ばないように、失敗しないように先手先手で、「ああしなさい」、「こうしなさい」とつい言ってしまうもの。
しかし、言ったからと言って、その通りやるわけでもなく、助言を子どもが理解できているのかも分からず、「焦燥感」「歯がゆさ」を感じるのかなあと。
アドラー心理学では、相手が支援を求めてきた時に初めて、助言や支援をすべきと。確かにそうなんですけどね。失敗すると分かっている状態でぐっとこらえるのは、なかなか難しい。
ただ将来、独り立ちしていく子どもたちの責任をすべて負うことは親にはできないことは事実。やはり、自分の意志で決めて、その結果は自分で受け止めるという姿勢は、どこかで学ぶべきことだと思います。
私も中学までは、引かれた(周りが期待するような)道をただ進み、高校で校則がない自由な学校に入り、戸惑い、自分がやりたいことは何なのか?分からない時期がありました。
小学生の段階で「自分の意志で決めて、その結果は自分で受け止める」というのは、知識や経験が少ないので酷かもしれませんが、少しずつ学んでいってもらえればと考えています。
そのためにも、子どもと対等な立場で、話しを聞き、意見を言うというスタンスに換えていこうと思います。イライラは増えるかもしれませんが、それも親としての試練と割り切って。
そんな思いを知ってか知らずか、息子は
(息子)「お土産にカップヌードルを作ってもってくるから。謎肉てんこ盛りのやつ」
と、ウキウキしながら社会科見学に旅立っていきました。
社会科見学、楽しんできてください!
それでは、本日もよい1日を!