子育てknock

中学受験を終え、中学生となった息子と5年生になる娘との奮闘記!

神様の啓示『とどめを刺せ!』

こんにちは。

 

今日から9月ですね。いつの間にか夏が終わってしまっていた、、、という感じです。

 

さて、NN志望校の算数でショックを受けたのか?

 

(息子)「何か、平面図形の問題ない?」

 

と。家に帰って問題を見ると、以前にやったコベツバのダブルチョウチョの図形問題は

解けていたのに、今回の模試では解けなかったことに焦りを感じたようです。

 

少し受験生ぽくなって来たかなと嬉しく思う反面、ただがむしゃらに問題を解きまくることの

効果はいかがなものか?と思い、息子とこれまでの算数のやり方について話しをしました。

 

(私)「この平面図形の問題、以前はできたよね」

(息子)「うん、出来ていたね」

(私)「今回の模試でも同じような問題がでたけど、解けなかったよね」

(息子)「。。。うん。」

(私)「できないことを責めているんじゃないよ。人って忘れるようにできているから」

(息子)「そうだね、それは知っている」

 

(私)「ただ、これは神様からの啓示なんだと思うよ」

(息子)「けいじ?なに、けいじって?」

(私)「何かやり方が間違っていますよってお知らせだね」

(息子)「ほー、そうなんだ」

 

(私)「失敗した後は、必ず神様は同じような問題を出してくる」

(私)「できるようになってますか?って」

(私)「そして、できるようになるまで出し続けてくる」

(息子)「意外と神様って、いじわるなんだね」

 

(私)「ははは。成功させて次に進んでもらおうってしているんだね」

(息子)「ずっと失敗し続けると?どうなるの?」

(私)「そこでレベルが止まるだろうね」

(息子)「ふーん、そうなんだ」

 

(私)「前回の模試と今回の模試で、同じような失敗してない?」

(息子)「そうだね、似たような問題が解けないのあるね」

(私)「それならば、勉強のやり方が間違っているかもしれない」

(私)「それを神様がお知らせしてくれているのかもね」

 

しばらく考える息子をじっと見ていると

 

(息子)「うーん、毎日頑張って勉強はしているんだけどなあ」

(私)「それは、父さんも凄いなって思う。本当に頑張っているもんね」

(息子)「何か間違っているって言ってるんだろう?神様は?」

 

(私)「勉強って、「覚える」「分かる」「慣れる」の3つをぐるぐる繰り返すんだよね」

(息子)「そう、それは分かっている」

(私)「家や塾では解けて、模試で同じような問題が解けないのは、どれが足りないのかな?」

(息子)「「慣れる」だと思う」

(私)「何で「慣れる」だと思う?」

(息子)「1回は解けているから分かっているし、解き方も覚えてるから」

(私)「そうなんだ。じゃあ、問題は「慣れる」のやり方にあるのかな?」

(私)「ちなみに「慣れる」ってどうやってるの?」

(息子)「問題を解きまくる。とにかくたくさん解く。」

(私)「答え合わせは?どうやっているの?」

(息子)「先生が〇付けしてくれる」

(私)「分からない問題は?どうしてるの?」

(息子)「先生からヒントをもらって、解くよ。解けなければ飛ばして次の問題にいく」

(私)「飛ばした問題は、どうなるの?」

(息子)「先生が後から解き方を教えてくれる」

(私)「その後は?」

(息子)「え?先の問題に進むよ」

 

この息子の話を聞いて、なるほどなと。

「分かる」「覚える」がしっかりできているものは、どんどん「慣れる」ようになるが

「分かる」「覚える」が曖昧なものは、そこで止まってしまって「慣れる」に繋がっていないんだなと。

 

(私)「ヒントをもらって出来た問題や解き方を教わった問題は、もう一回やってる?」

(息子)「いや、やってないね。どんどん進む」

(私)「父さん思うに、ヒントや解き方を教えてもらったのは、「分かる」「覚える」だよね」

(息子)「そうだね」

(私)「それだと「慣れる」がやれてないんじゃない?」

(息子)「。。。確かに。そうかも」

(私)「「分かる」「覚える」ができてるところは、どんどん問題解けば「慣れる」になるよね」

 

(私)「とどめを刺していないいないんじゃないかな?」

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息子が何を言い出したのか?と言った表情で私を見ながら

(息子)「とどめを刺すって?殺すの?」

(私)「そう」

(息子)「何を殺すの?」

(私)「弱点を殺す」

 

フォートナイトに嵌っている息子も、さすがに勉強で「とどめを刺す」という言葉が出てきて

驚いていたようですが

 

(私)「「分かったつもり」や「覚えたつもり」の状態でないか?試して弱点を殺すの」

(息子)「どうやって試すの?」

(私)「ヒントもらった問題や解き方を教えてもらった問題をもう1回解けるか?確認する」

(私)「そして、似た問題をやってみる。類題とかあるでしょ。それはとどめ刺す用問題なの」

(息子)「へえ~。類題ってとどめ刺し問題なんだ(笑)」

 

何となくですが、課題がわかってきたような息子。

そこで、これからどうするか?考えてもらいました。

 

(私)「じゃあ、これが課題かもしれないということで、これからどうする?」

(息子)「うーん。ヒントや解き方を教わった問題をもう一回やるようにする」

(私)「でも、塾ではどんどん先に進むんだよね。やり方を変えられる?」

(息子)「そうだね。。。どうしようか。。。」

(私)「ヒントと解き方を教えてもらった問題に印はつけてる?」

(息子)「いや、つけてないよ」

(私)「。。。印付けて置いて、週末にその印ついた問題だけを家でやり直すのはどう?」

(息子)「え?テキストを持ち帰るの?」

(私)「持ち帰るの、普通だから。。。」

 

手ぶらで塾にいけるのが、息子にとっては最大のポイントのようですが、

ここは週末だけでも持ち帰ってほしい。

 

(息子)「うーん、でも週末も模試や特講とかあるしね。。。」

(私)「どれくらいあるの?印が付きそうな問題は?」

(息子)「うーん、単元にもよるけど1週間で20問くらいかな?」

(私)「でも、弱点が減っていけば減るでしょ。その数。とどめ刺さないと増える一方だと思うけど」

(息子)「そうだね。段々減っていくだろうね」

(私)「解ければ印が付かないわけだから、塾で解くのも本気になるでしょ」

(息子)「そうだね。今週からそうしてみるよ」

 

さて、あとはやるか?やらないか?は息子次第です。

残り5ヶ月。どれだけ弱点にとどめを刺していけるか?楽しみです。

 

それでは、本日もよい1日を!