『一生お金に困らない子どもの育て方』を読み終えて
先日届きました、『一生お金に困らない子どもの育て方』読み終わりました。
5章立ての全170ページ弱ですが、挿絵も多く、
字も大きいので、サクッと読めます。
第1章と第2章については、親のお金に対する心構え・常識を
アップデートすることについて書かれています。
教える親のお金に対する心構え・常識が古いままでは、
子どもにも古いまま伝わってしまうので、
確かに必要な部分かと思います。
第3章から第5章までが、
「使う」「貯める」「投資する」について、
子どもにどう伝えていくか書かれていました。
全体通して、自分の軸を持ち「メリハリ」のあるお金の使い方
が大切という内容でした。
1.気付き・理解
<教育費>
・保育園から高校までALL公立で約540万円
・幼稚園から高校までALL私立で約1770万円
・大学4年間の学費は、国立大で約540万、私立大で約730万
・教育費は月収の1割に抑えることがベスト
<公立か私立か?>
・(公立+塾代):私立 は意外と金額が近い
・家計状況をしっかり子どもにも伝える
⇒後で、お金ないから私立はNGは避ける
<お金を貯める方法>
①頑張って働いて収入を増やす
②支出を抑える
③お金を運用して、増やしていく
※自分ができる部分を伸ばしていく
<お金の使い方にメリハリをつける>
・出すべきところにはしっかりお金を出す
・出さないでいいところには出さない
※メリハリが大切
<老後>
・老後に必要となるお金は人それぞれ
※情報などに踊らされず、「今」を見る
<楽なものには裏がある>
・楽に買えるような商品・サービスがよい商品やサービスとは限らない
<買う>
・買いたいと思っても時間を置くと、そうでもないことが多い
・買った後に「振り返り」をする
<自分の軸を持つ>
・買い食いをする子は、お金が貯まりにくい
・使うお金に一貫性をもたせる
<欲しいものがすべて手に入るわけではない>
・子どもに、すべて欲しいものが手に入るわけではないことを伝える
・一緒に買い物に行ってみる
<お小遣いについて>
・小学生で定期的にお小遣いをもらっているのは13%
・4年までは500円/月くらい、高学年でも1000円以内/月
⇒毎月買いたいもの+α程度が妥当
・中学生のお小遣い平均は、2536円/月(最も多いのは1000円/月)
・高校生のお小遣い平均は、5114円/月
・まとまったお金を渡し、使い道を考えさせることが大切
<消費・浪費・投資>
・レシートを見て、月1回振り返る(マネー会議)
・子どもに旅行の計画を立てさせる
<投資について>
・投資は危険なものという思い込みをなくす
・長期+分散+積立+低コストが投資で上手くいく秘訣
・目先の動きには捉われない(長い目でみる)
2.実践してみること
この本から以下を実践してみようと思います。
①お小遣い制とし、毎月1日に息子に1000円、娘に500円渡す
②日常の買い物に子どもを連れていく
③月1回、お楽しみ企画を子どもに企画させる(予算5000円)
④お小遣い帳を渡し、それぞれ買ったものを記入させる
⑤月1回、マネー会議を開く
これまで、欲しい時に、必要と親が判断したものに対してお金を
使ってきましたが、これからどうなるか?
息子は、Switchのプリペイドカードだらけ、娘は100円ショップの
雑貨だらけにならないことを祈っています。
それでは、本日もよい1日を!