子育てknock

中学受験を終え、中学生となった息子と5年生になる娘との奮闘記!

【作戦会議】俺は〇中学生になる!

こんにちは。

 

第2回の合不合テストと統一合判テストの結果がでました。

合不合テストは4科偏差値で少し上昇、統一合判は3Pointダウンという結果でした。

 

偏差値のアップダウンについては、受験者層や人数などで結果が違ってくるので

重視はしていませんが、やはり親の気持ちとしては下がると気持ちが凹みますね。

 

さて、弱点分析表を更新して息子に渡して、作戦会議を開きました。

そして、各科目の弱点を8月末までに復習していこうと決めました。

 

昨晩、作戦初日にどの程度できたのか?見てみたところ

 

理科については、弱点分野の最初と最後のページに付箋を貼っておいたのですが

付箋の貼ってあるページのみ、問題集に答えを書き込んでいました。。。

 

そして

 

(息子)「あ、お父さん、理科やっておいたよ」

 

。。。何か根本的に間違っているなと。

 

再び息子と作戦会議を開きました。

 

(私)「この理科は、何の目的でやっているの?」

(息子)「え?弱点を無くすため」

(私)「そうだね、で、付箋を貼っている部分だけをやって弱点なくなる?」

(息子)「???。付箋貼ってある部分やればいいんじゃないの?」

 

これまで、学校や塾でも与えられたことをやるということが身についていて

自分で本当にこれをやることで目標が達成できるのか?を考える習慣はまだできていない様子。

 

(私)「さっき、理科やっておいたと言っていたけど、理科をやるのはお父さんのため?」

(息子)「いや、自分のため」

(私)「これまで、学校や塾でこれをやって、あれをやってと言われたことはやってきているよね」

(息子)「うん。それは約束だから」

(私)「そうね。言われたことを確実にやることはとても大事」

(私)「でも、それだけでは足りていないということは分かる?」

(息子)「うーん、あまり考えたことない」

(私)「もし、これまでのやり方が正しいなら弱点は、もっと少ないはずだよね」

(息子)「うーん」

 

俯き加減の息子に、本人が自覚できていないことを「なぜ?」と問いかけても精神的に負荷を

与えるだけなので

 

(私)「よし。じゃあ、今の自分には弱点があるってことは分かったよね」

(息子)「うん、たくさんある」

(私)「弱点があることは悪いことじゃない。お父さんにもある」

(息子)「そうなの?腰とか?」

(私)「。。。確かに、腰はすぐに痛くなるけど。」

(私)「弱点だってことをまずはしっかり理解すること。見ない振りはしない。」

(息子)「わかった」

(私)「そして、これからどうするか?が大事」

(息子)「これからどうするか??」

(私)「そう。これまでやって来た方法で弱点ができているなら、やり方を変える必要ある」

(息子)「そうだね。じゃないと弱点がどんどん増えていくもんね」

 

少し分かった様子の息子。では何を変えるのか?

 

(私)「じゃあ、何を変える?」

(息子)「うーん、時間を増やすか。もっとたくさんの問題解くか。」

(私)「勉強時間や問題をやる量を増やすのも1つの方法かもしれないね」

(私)「でも、毎日塾に行って、家でも勉強して、模試も受けて復習しているよね」

(私)「時間や問題の量、足りてないと思う?」

(息子)「うーん、頑張ってはいるんだけどね」

 

しばらく考える息子。しかし、なかなかどう変えればいいのか?思いつかないようなので

 

(私)「前、記憶について話しをしたよね。覚えてる?」

(息子)「うん。プールのやつね」

solohonbucho.hatenablog.com

 (私)「そう。忘れかけているところに同じ情報が来るとプールに入れるってやつ」

(息子)「うん。覚えてる」

(私)「弱点があるってことは、プールに情報が入っていないってことだよね」

(息子)「そうだね」

 

(私)「ここで、プールに入れる効果的な方法があるんだけど。何だと思う?」

(息子)「うーん?いっぱい情報を渡す?」

(私)「そうね。それはやってきているよね。でもプールになかなか入っていかない」

(息子)「そうだね。それなら弱点は少ないはず」

(息子)「うーん、なんだろう。。。」

 

(私)「それはね、ロボットにメッセージを送ること」

(息子)「???よくわからない」

(私)「ロボットに「これが重要な情報だよ」とか「これから重要な情報がいくからよろしくね」って

    メッセージを送るの」

(息子)「そんなことできるの?」

 

(私)「うん、できる。弱点が少ない子はやっていると思う」

(息子)「え?どうやるの?」

(私)「それはね、目標をロボットに毎日メッセージとして送ること」

(息子)「目標?」

(私)「勉強する時や、それ以外でもロボットが目標を理解していると1回目の情報でも

   「あ、これ必要かも」って見たり、勉強した情報をプールに入れてくれる」

(息子)「そうなの?目標を理解してないとどうなるの?」

(私)「届いた情報が重要なのか?分からないから単純にたくさん来たかどうか?で判断するね」

(息子)「ふーん、そうなんだ」

 

(私)「さっき、やっておいたよって言ったよね」

(息子)「そうだね」

(私)「もし、目標が弱点をなくすことって思っていたら、やっておいたとは言わないよね」

(息子)「やった、っていうね。。。」

(私)「ということは、弱点をなくすって目標を強く持っていないんじゃないかな?」

(息子)「。。。そうだね。」

 

また俯き加減の息子。

そろそろ限界に近いと感じて具体的な作戦会議へ。

 

(私)「目標を強く持つって、どうすればいいと思う」

(息子)「うーん、目標をしっかり考えること?」

(私)「そうね。本当に実現したい目標か?を考えるのは大事」

(私)「でも、〇中学に行きたいってのは変わらないんでしょ?」

(息子)「うん、変わらない」

(私)「であれば、目標はあるよね」

(息子)「あるね。行きたいもん」

 

(私)「ルフィ―って「俺は海賊王になる!」ってしょっちゅう言っているよね」

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(息子)「??は??、言ってるけど。。」

(私)「何で言っていると思う?」

(息子)「なりたいからじゃない?」

(私)「。。。そうだろうね。なりたいんだろうね」

(私)「でも、海賊王になれるくらい最初から強かったのかな?」

(息子)「最初は弱かったよ。ジャンクスに助けられてるし」

 

(私)「目標を強く持つためには、言葉でしっかり繰り返して言う、思うことが重要なんだよ」

(私)「そうすると、ロボットは「この目標を実現する情報が大事なのね」って分かる」

(息子)「そうなんだ。ルフィのあのセリフって意味あるんだ。」

 

(私)「そう、言葉に出して言うことで、脳がそうなりたいんだって思ってくれる」

(私)「〇中学に行きたいって、どれくらい言ったり、思ったりしている?」

(息子)「うーん、どうしたいか聞かれたときとか。自分から言ったり、思ったりするのは少ないね」

(私)「そうだね。ロボットにメッセージを送ることを、まずやってみよう」

(息子)「うん。そうする」

(私)「じゃあ、何てメッセージを送るの?」

 

(息子)「俺は〇中学生になる!」

(私)「そこは、ルフィの真似じゃなくてもいいよ(笑)」

(息子)「でも、これがいい」

 

(私)「わかった。じゃあ、それを紙やノートに書いて、朝、寝る前、勉強をする前に

    言うようにしてみたらどう?人がいて恥ずかしかったら心の中で言えばいいしね」

(息子)「うん、そうしてみるよ」

 

小学生に目標を強く持つようにというのは、なかなか難しいことですね。

これで、どの程度本人の目標への強さが上がるのか?様子を見ていきたいと思います。

 

それでは、本日もよい1日を!